測定ゲージの校正

一般に測定ゲージはワークの精度に対して二ケタ高い精度が求められます。(ワークの精度が0.01㎜であれば、ゲージ精度は0.001㎜となる。) その為、測定ゲージ.comが提供する測定ゲージも、高硬度( Hv660~)と耐摩耗性を持つ素材を使用して、精度に狂いがないようにゲージの製作をしています。
しかし、いくら強度の高い材質を用いたとしても経年変化/金属磨耗/錆によって寸法精度は変化してしまいます。このような寸法精度に誤差が生じている測定ゲージを用いて、検査をおこなうと納めた製品が客先不良となってしまったり、組付け後の検査で一つの部品の精度が出ていない為に解体となる、などエンドユーザーの工程で影響が出てしまいます。その為、一定期間における測定ゲージの校正は必須であると言えます。当社でも、下記のようなフローに基づき、ゲージの校正サービスを提供しています。

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測定ゲージ.comが提供するゲージ校正

測定ゲージの校正においては、温度変化などを考慮した環境下で充実した検査設備により校正が行われなければなりません。測定ゲージ.comでは、20℃±1.0℃の温度管理、50%±15%の湿度管理を完備した恒温室と輪郭形状測定機、万能測長機等の充実した検査装置を取りそろえることで、安定した品質保証が可能となるゲージの校正サービスを提供しています。

測定ゲージの出荷前検査や校正で使用する充実した社内検査体制
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